2018-04-19 夜のリズム タン、タン、タン いや、もしかしたらパン、パン、パンかもしれない 一定のリズムが私の後方で鳴っている 肌と肌を打ち付けてなる音は、拍手以外といったらコレだろう 粘度の高い水が音を立てる ああ、この屈服感がたまらない。否応無しに求められるのはクセになる それなのにいつも私を満足させることなく果ててしまうのだ そうしたらマゾがサドに変わる瞬間なのか、満たされない不満をたっぷりの庇護欲で彼ごと包んであげるのだ 酔いにかまけたこの行為をまどろみが流してくれれば有り難い