虚構に生きる

高二中二小二のあの頃の気持ちに戻ろうというコンセプトなのです。

夜のリズム

タン、タン、タン

いや、もしかしたらパン、パン、パンかもしれない

一定のリズムが私の後方で鳴っている

肌と肌を打ち付けてなる音は、拍手以外といったらコレだろう

粘度の高い水が音を立てる

ああ、この屈服感がたまらない。否応無しに求められるのはクセになる

それなのにいつも私を満足させることなく果ててしまうのだ

そうしたらマゾがサドに変わる瞬間なのか、満たされない不満をたっぷりの庇護欲で彼ごと包んであげるのだ

酔いにかまけたこの行為をまどろみが流してくれれば有り難い